ご挨拶

第31回日本医用画像工学会大会を,札幌厚生病院の森 雅樹先生のお世話のもと,8月4日から2日の日程で,前日イベントを加えながら,同病院で開催する運びとなりました.臨床実践の場の隣で,東日本大災害にも思いを巡らしながら,あらためて医用画像工学の展開を考え,情報交換や新たな出会いを活発にして頂けることと,多数の皆様のご出席をお待ちいたしております.
本大会は例年,医学・工学の領域にまたがる医用画像工学研究の中心的な活動の場として,会員はもとより,会員でない方々も交えた,医学者,科学技術者,さらには臨床の場やその周辺にいろんな形で関係される方々が集まった,盛り上がりのある交流の場となっております.また,この参加を契機に,JAMITは自分たちの活動の場であるとの思いを深め,さらなる関わりをお考えいただければ幸いです.
より人間的で質の高い医療の展開が強く求められています.このとき本学会の受け持つべき使命は大変重要なものと思います.科学技術の展開と普及も著しく,その理論的,実践的なバックボーンを支え,さらには実践の場での諸課題解決に向けての研究開発・情報共有の場として,大きな貢献ができるものと思います.画像情報の取得からその利用の場までの一連の科学への思いを持った方々の交流の深まりが期待されます.
徐々に世の中が安定に向かっていると言われますが,厳しい状況に変わりはありません.そんな中で,我々の健康を守る総合力を確固としたものにすべく,新たな場所で,森先生を中心に熱のこもった企画が準備されています.多数の方々のご参加を得て,本大会が優れた研究発表,活発な討論の場であり,相互理解と懇親が進み,さらには,新たな共同作業のきっかけとなり,これからの展開の活力源となりますよう期待しております.

日本医用画像工学会
会 長  赤塚孝雄

ご挨拶

第31回日本医用画像工学会大会(JAMIT2012)を,2012年8月4日(土)と5日(日)の2日間にわたりJA北海道厚生連 札幌厚生病院で開催させていただくことになりました.学会HPで過去の大会記録一覧を見ますと,今までは関東,中部,関西のいずれかで開催されており,本州以外の開催はこれが初めてのようです.道外からは空路でおいでいただくことが必要でしょうが,よろしくお願いいたします.
本学会の設立目的に「医用画像工学や医用画像工学に関連する研究の連絡提携をはかり,学術の発展と人類の福祉に寄与すること」とあります.医学と工学の連携の重要性が叫ばれて久しいですが,本学会の役割は医工連携への寄与にあると言っても過言ではありません.ハードウェア・ソフトウェアの進歩ともに,医用画像工学の技術も着実に進歩してきています.それを臨床医学の現場に導入してどのように発展させていけるかは,今後も我々が継続して検討しなければならない課題の一つです.一方で,臨床の実地医学の側からみてどのような要望・ニーズがあるかという情報を工学側にきちんと渡さなければ,医学的ニーズにあった工学的手法を開発することは出来ません.臨床医学の側からどのような情報や要望を,どのようにして工学側へ伝えることが出来るかが課題となります.
そのような観点から,次回の大会では,臨床医は疾患の状態をどのような観点から把握しようとし,どのように診療をすすめているかについて,実地臨床医の方に具体的なことを講演してもらうセッションを設ける予定です.このセッションを通じて,工学的手法の開発・研究に関する何らかのビジョンが生まれてくれることを期待します.
大会の期日は2012年8月3日(金)にCADコンテストとチュートリアル,8月4日(土)と5日(日)に演題発表を予定しています.会員皆様の演題の申し込み,ならびにご参加をお待ちしております.なにとぞよろしくお願い申し上げます.

第31回日本医用画像工学会大会
大会長  森 雅樹

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